ミツワ思考法 (TRM) 
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「ミツワの世界(原理の展開)」 (2008-8.一部改訂)

 (下図の該当項目をクリックで、ジャンプ。なお、項目番号は、原則番号となります)        










 TRMは森羅万象の世界を1枚の平面に閉じ込めた表現ができます。 いま、TRMを使って、森羅万象の世界を描写してみましょう。まず、三世界論を基本として、図の様な構造となります。また、展開する事柄によって、この表現のいくつかの原理を応用して考えることができます。
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 0 三世界論:ミツワ思考法
 原則0 TRM三世界論形

1.3次元(空間)

 原則9:TRM3次元(空間)形

 3次元の認識構造は、<4>縦、<6>横、<2>高さが基本で、 <1>平面、<5>立面、<3>側面を構成、<0>究極は立方体を形成 します。

 複雑な鍾乳洞も、地球上の形あるものすべては、この認識構造が 基本です。この時、
<単層領域><複層領域>の象徴表札を相互に交換しても、TRMは成立できます。

 また、空間に浮かぶ点の位置は、同じように緯度、経度、海抜で表現できます。

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2、4次元(時間)

 原則A:TRM4次元(時間)形

 4次元(時間)の認識構造は、<単層領域>には<3>T-1=過去、 <5>T0=現在、<1>T1=未来があり、<複層領域>では<4> Tx=歴史、<2>T0=瞬間、<6>Ty=予測という時間の概念を構成、 <重層領域>では<0>T1-1=未来を現在、過去へと押し戻す時刻の流 れを形成します。  時間についての重要な認識は、万物に共通に与えられる<絶対的な時間 (T-1,T0,T1)>の連鎖があることに加え、万物が固有に持っている <相対的な時間(Tx,T0,Ty=具体例では人間の腹時計に相当)>が あることです。この相対的な時間と絶対的な時間の存在が、万物が時計の右周りスパイラル状に生成発展する過程と認識されます。
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3.智恵の力(数字)

  原則5:TRM智恵の力

 智恵の力(数学)の認識構造は、単層領域の<1>にはU、<3>にT、 <5>にWがあり、複層領域の<2>ではV、<4>にX、<6>にYを、 重層領域<0>ではZを入れて表現します。この数字体系は論理性を象徴 させています。これによれば、単層領域と相対峙する複層領域の和はすべ てZになります。日常の世界でも、私たちがいかに「7」という数字に支 配されて生活しているか枚挙にいとまがありません。
 TRMの真髄は考え方の曖昧さにあります。独創は曖昧さの中からこそ 生まれて来るのです。そのことは図4に次の数字を置き換えてみると納得 することができます。つまり、<単層領域>には1.8、1.4、4.0を入れ ます、<複層領域>には3.2、5.4、5.8を入れると、<重層領域> では7.2となり、すべての数字を各々四捨五入して元の象徴数字(T〜 Z)と表現が同じくなります。TRMはこの曖昧さを有効に活用しています。
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4.小宇宙(精神)

  原則C:TRM小宇宙(精神)形

 小宇宙(精神)の認識構造は、人の一生を<3>地に生まれ、<1>天 に召されるまでと表し、その間、天地にかかる美しい<2>虹のように瞬 間を積極的に生きる姿を象徴しています。もうひとつの円では、<5>人 間の内面を象徴しており、人間を進化させてきた<4>海の如く常に精進 の必然性、また、自然の<6>光に万物が恩恵を被り感謝している姿を表 します。究極的には<0>真理を追求して生きる人間の姿を精神世界の中 心におきます。
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5、大宇宙(自然)

  原則8:TRM大宇宙(自然)形

 大宇宙(自然)の認識構造は、<1>の日(=太陽)は天然の光熱を有 するエネルギーで永遠の時を刻み、<3>の土(=地球)は生物を育み生 物の屍を地層となし引力をうちに秘め、<5>の火は万物の水分を奪い、 万物を変成させるもの、<2>の月は地球の自転と太陽の関係で月夜と潮 の干満の周期をつくり、<4>の水は生物の主成分で生物に活力を与え、 同時に焦土になるを防ぎ、<6>の木は光合成で生物に酸素を供給するが 火を最も恐れる。自然界では<0>の金は自然界の産物として希少価値随 一、尊い物が最高位の象徴表札となります。
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6、時空間

  原則9.5:TRM時空間

 時空間の認識構造は、<2>の絶対的時間系列の瞬間は高さを認識できませんが、<5>では 瞬間の残像が平面空間を認識します。従って、<3>の立面は歴史を刻み込み <1>の予測される側面が未来を形成しつつ、自然界が支配する絶対的時空間系列が立方体を完成させます。

 <4>は現在に至る歴史空間が蓄積され、<6>は確かな空間 だけが未来に引き継がれ、、人為的な時空間系列で立方体を認識します。

  時空間では 絶対的時空間系列と人為的時空間が<1>で合わさり<0>で立方体が完
成します。しかし、完成したときから、側面は立面に入れ替わり、時計右まわりのスパイラ
ルが描かれ、過去から瞬間を経て未来へ営々繰り返されます。

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7、生成発展

 原則B:TRM生成発展形

 生成発展の認識構造は、幸せは時間認識の中に存在し、<1>未来は天 にビジョンあり、<3>過去は地層になった足跡であり、<2>現在は瞬 時の虹の架け橋。この地から虹と天に向けて、誰にとっても平等に与えら れる絶対的な時間の流れがある。しかし、生き物は個体毎に与えられた相 対的な心の時間を持ち、<4>海の生物の如く絶えず進化し、<5>思慮 の井戸を耕しつつ、<6>感謝を旨とする貢献の輝きの流れがある。
<0>時計の右回りスパイラル状の生成発展は、相対的な心の時間と絶対 的時間が天でビジョンとして結実するとき、絶対的時間の未来を現在に、 現在を過去に押しやる流れが描かれた時である。
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8、生きざま

 原則D:TRM生きざま形

 生きざまの認識構造は、<3>土地は万物の母胎と故郷、<1>天日は 万物の生命を司る自然のエネルギーで憧れの対象、<5>人は火を制して 万物の霊長となる。<2>月虹は潜在力を顕在化する象徴、<4>海水は 人間の羊水に似て進化の象徴、<6>木光は自然の慈愛に恵まれた輝きの 象徴。<0>中心は、真理の探索こそ真金の生きざまであることを意味し てます。
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 森羅万象の認識構造は、
<3>万物の事象は時間の中にあり、=WHEN
<1>神がつかさどる自然界、 =WHAT
<5>生き物には与えられた天命があります。=WHO
<2>生滅を織り成す時空間、=WHERE
<4>万物の生死痕跡は進化の証、=HOW
<6>自然の摂理を神に求めて生きる。=WHY
<0>これすべて森羅万象の真理 である。=5W1H
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9、森羅万象

  原則7:TRM森羅万象(5W1H)形

 森羅万象の認識構造は、
<3>万物の事象は時間の中にあり、
<1>神がつかさどる自然界、
<5>生き物には与えられた天命があります。
<2>生滅を織り成す時空間、
<4>万物の生死痕跡は進化の証、
<6>自然の摂理を神に求めて生きる。
<0>これすべて森羅万象の真理 である。
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<0>三世界論
<1>自然の力


<2>色のミツワ


<3>神真の科学


<4>素のミツワ


<5>智恵の力


<6>光のミツワ


<8>大宇宙

<7>森羅万象
(5W1H)

<9>空間

<9.5>
時空間

<A>時間


<B>生成発展


<C>小宇宙


<D>生きざま


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大宇宙のエネルギーの認識構造は、現代自然科学では物質と同じと考えられている。質量Mの物質はE=mc2のエネルギーと同等である。その基本的構成要素はクオークである。クオーク間に働くグルーオン(強い力)、電子・陽子間に働く電弱力(放射性崩壊を引き起こす弱い力)、天体間を支配する重力により成り立っている。
 重力は弱い力であるが遠くまで及ぶ、電弱力は粒子と波紋のように伝わる波動の性質を併せ持ち、グルーオンは極小間であるが強い力が働いている。
10 世界T:自然の力
原則1 TRM自然の力(量子力学)形

世界Tは自然の力そのもので、宇宙の物質とエネルギーで象徴しています。自然の力は量子力学で顕わすことが可能でミツワ図では次のようになります。
 人間の一生は<5>の心と<3>の身体より成り立ってる。従って、生き様は<4>心身を如何に統一して生きるかにかかっている。そのためには、 身体は神からの授かりもの<2>神 身(むくろ)と認識することが大切で、心も如何に神の心に近づけるかを精進すべきである。
 人間は神心を耕し、むくろを神にお返しするまでが、一生であり死してその価値を量りうるものである。このとき、神とは「自然の摂理」と同意語である。
11 世界U:ときの力
 原則3 ときの力(神真の科学)形
  世界Uは時の力(哲学)とされ、人間一人の世界に焦点を当て、人(霊長類)の構造と作用のすべてで、生まれてから死に至る認識の世界を範疇とする。
 編成換えした三世界論[S0]はミツワの世界で表現すれば、<1>世界T、<2>人工色、<3>世界U、<4>素粒色、<5>世界V、<6>自然色が象徴表札で、ミツワ図となる。
(1) 世界T=自然の力<3>=無機的な力:宇宙の物質とエネルギー
 世界Tは自然の力そのもので、宇宙の物質とエネルギーで象徴している。

(2)人工色:色のミツワ<6>=色の三原色:人工物である物質的基盤。
 人の創造性の・・・道具の・・・機械の・・・本の・・・美術作品の・・・音楽の・・・。人工色は絵の
具でつくる三原色で象徴し、智恵によって世に表出したあらゆる造詣、物のすべてを範疇に
入れる。

(3) 世界U=ときの力<1>=主観的意識
 世界Uは人間の世界に焦点を当て、人(霊長類)の構造と作用のすべてで、生まれてから死に至るときの流れを顕わす認識を範疇とする。

(4) 素粒色=素のミツワ<4>=クオークの三原色:あらゆる体験:知覚、思考、情動、本能的意図、記憶、夢、創造的現象。クオークは宇宙創世の創造の素と言われているものをクオークのミツワで象徴して、摩訶不思議な霊長の創生をも範疇に入れる。

(5) 世界V=智恵の力<5>= 物質的基盤に符号化された文化的遺産
 哲学的・・  ・、神学的・・・、科学的・・・、歴史的・・・、文学的・・・、芸術的・・・、技術的・・・。
 理論体系:科学的問題、批判的理論。
 世界Vは智恵の力により符号化された文化的遺産や理論体系のすべてを範疇に入れる。

(6) 自然色:光のミツワ<2>=光の三原色:すべての生物の内、人(霊長類)の構造と作用を除くすべてで、自然の光が織りなす三原色で象徴し、人間以外の自然が育む生物のすべてを範疇に入れる。
<2>光のミツワ<4>素のミツワ<6>色のミツワ:三原色(クリックで表示。参照後は、画面を終了させてください。
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