この小論文は、思考の構造について説明しています。私はこの手法をすべての仕事で活用しています。具体的には、ＴＲＭは集中思考・拡散思考を展開する過程で、先人が築いた思考法を併用することが多々ありますが、この手法を手放したことはありません。また、ＴＲＭはコンピュータ言語も表現できるという発見もしています。

　ＴＲＭは、今後とも私の生涯のライフワークとして活用していきますが、同時に多くの方々に活用頂けるよう啓蒙活動をして参ります。ＴＲＭは万人が使える思考のツールです。素晴らしい思考には素晴らしい実績が伴う筈です。もし、あなたがＴＲＭを用いて成功なさいましたら、後輩の皆様のために「作品」を公開されることを希望します。ミツワファンクラブはＴＲＭ作品展をはじめプレス機能がございますのでご利用ください。しかし、ある意味では、まだＴＲＭは未完成といってもよく、各界諸兄に思考の世界で活用頂き、ＴＲＭの更なる発展を推進頂ければ望外の幸せです。　

　 最後に、小論文を世に問うまでに至りましたのは、多くの方々のご支援の賜と感謝申し上げます。特に、温かい励ましを頂きました小泉活朗氏、文章に表すことを強く勧めて頂いた今井裕氏、三原色についてご助言を頂いた平林博氏に厚く御礼申し上げます。今後、優秀作品の誌上コレクション展を随時開催する予定でおりますが、皆様のご意見がＴＲＭの進化に反映されるよう、仮称「ＴＲＭ研究所」の設立も計画しております。　

　今後は、ＴＲＭが世界の平和と幸せにささやかな貢献ができますよう、読者諸兄も含め益々のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

　お読みいただきありがとうございました。