色のミツワでは複層領域の橙色、紫色、緑色は、3原色の各々の2色を適度に混合(属性を照合)することにより獲得します。この際、ミツワでは、複層領域を解とする属性の獲得が、しばしば単層領域に新しい概念を与え、創造的思考の源となっています

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■ 色のミツワと光のミツワ(素のミツワ)

 「色のミツワ=S6」、「光のミツワ=S2」(「素のミツワ=S4」)は、それぞれ物語性(意味合い)を持たせている。スタイル番号を有したミツワは、永久に変わることのない先人が遺した本質とされる原理を採用、多勢の方が常識としていることを拠り所としている標準形(下敷き)の役割を担っている。
@ S6とS2(S4)のミツワは象徴表札<0>が黒と透明の違いがある。この意味は古来から智の文化には自然の摂理の透明がなく、人間文化の憧れとなっている。これは無彩色軸の帯の両翼にある暗黒から明るい白へのグラデーション移動を指向しています。
A また、重層領域を除いた象徴表札は対峙する色がすべて補色関係にある。このことは3軸が120度で交差して、各軸の両翼には対照的な表札を掲げられる可能性を示唆している。
B 色名は象徴表札をつける過程に基本的な原則が潜んでいる。それは、色はひとつの表札で代表しているが、色相環はグラデーションですが人工的に類型化するため、最っとも強烈な認識を得た表札となっている。従って、この思考法はシンプルで分り易い構成になっています。
 要は色の三要素である明度、彩度、色相のすべてがグラデーションで捉えられることを物語っている。


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 色のミツワは減法混色、絵の具でつくる三原色で象徴し、智恵によって世に表出したあらゆる造形物のすべてを範疇に入れる。この範疇には人が創造した道具、機械、本、美術作品、音楽などのすべて物質的基盤を含める。これら造形物は、色の三原色ですべて創出が可能である。
原則6:人工色=色のミツワ
<1>黄色は光そのもので明るさや未来を、<4>は光なき闇で暗さや古代そのも
のを象徴、<3>赤はマグマを顕し土壌や地下を、<6>緑は草木を指して地上界
の姿を象徴、<5>青は生き物の命の水で雨季をも表現、<2>橙は砂漠の色で
乾季をも象徴してる。
 生き物の舞台は、地中か地上、あるいは光輝く空間は時に暗闇を繰り返し、
命の水を切らさぬように季節の移ろいの中で生き抜いている。

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自然色は加法混色、自然の光が織りなす三原色で象徴し、自然が育む人間以外の生物のすべてを範疇とする。
原則2 自然色=光のミツワ
原則4 粒子色=素のミツワ
 素のミツワは宇宙の創世の基本粒子クオークで表現する。1960年代から90年代にかけて見つかったクオークは色荷無色であり、それを構成する6種類は「アップ」「ダウン」「チヤーム」「ストレンジ」「トップ」「ボトム」。 電子や陽子の持つ電気量(気素量)の1/3、あるいは2/3の電気量を持つ。

 クオークの間には「強い相互作用」あり、距離が遠くなるほど強くなる力が働く。この原理をTRMに活用して、120度で交差する「軸」構造を生む。この軸は両端に対になる概念を置き、中心はその概念が相互作用で無色になる。

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