ファンクラブ

TRM活用事例-0128(2011-4-23)

活用事例名[新たな概念を創る]
          
  
ミツワ・ファンクラブ事務局
〒392-0012
長野県諏訪市四賀3−7
  





Mitsuwa−FRI
Tel: 0266-58-5488
Fax: 0266-58-5489
TRM       
創造思考 断片を 四次元視点で 組み立てる
タイムトンネル トンネルを 抜けたらそこは 新世界
パワフルパワー 3色の 選・宣・践人 連携す
三つ目がとおる 肝心と 属性かなめ システム化
アナログ解釈 現実は グラデーション 位置の決め
パッサージ論 的絞れ 断片気づき 流れ旅
艶やかに生きる 自然範 丁寧生きて 進化する

                                                                                                                       


この事例は「 □情報取得 □再生思考 ■生産思考   」です
解説・コメント
おなまえ    M−FRI   中小企業診断士 三ツ井 磐
メールアドレス
mitsuwa@po27.lcv.ne.jp
○ 豊かな人生を謳歌する=創造思考の奨め

                 M−FRI代表三ツ井磐(Mitsuwa-Future Research Institute) 

 想定外の出来事となった東日本大震災。地震、津波、原発事故が重なった被災はすべ
て白紙からの復興を強いるものとなりました。被災地のみなさまには衷心よりお見舞い
申し上げます。一方、社会を取り巻く環境はグローバル化、人口減少、成熟化が複合して、
明視こそできないが想定外の地殻変動が生じています。この一大事を乗り切るために、
中小企業は、「新たな概念」を打ち立て構想することが、被災地と同様とても大切です。

● <新たな概念のつくり方を知る>
 新たな概念は、物づくりに、共に生きるのに、自然の摂理を学ぶにも役立ちます。この
構造は、震災復興と同じ「砂宮の話」で説明ができます。ある人が、干潮の時浜辺の砂で
宮殿を作った。しかし、宮殿は満潮の時を経ると跡形もなく砂浜に戻りました。この干満
の潮は時間と自然の摂理を象徴し、人智で形を成したものは土に還るのが天命と教えてま
す。砂宮殿の営みは90年を生涯とすると65,700分の1に圧縮できます。従って、新概念を
実現する仕組は人間の生死を最大とするスタートとゴールの繰り返しであることが解りま
す。だから、新概念づくりは、過去・現在・未来の事柄を解析し、時間で組み立て、目標
に挑戦する仕組みとなってます。以下は新概念づくりの肝心なことについて述べます。

1. 長いタイムトンネルを構想する
 「長いトンネルを抜けると雪国だった」川端康成の<雪国>は、舞台転換が情緒豊かに書
かれてます。このトンネルは、時間が短ければ環境を変えることは難しく、長くなれば私達
の環境を劇的に変えられます。また、硬直化した組織は、周囲の人々が賛意50%以下で
あっても、柔らかな発想を尊重する気風づくりに挑戦しましょう。経営の神髄は改善を積み
重ねと信じる方は、新概念を実践のとき、ふんだんに改善を織り込めば、異次元の舞台に
脱却できます。今は!物事を鷲掴んで、舞台を変えるのが貴方のためです。

2. 新概念を提案する能力を体得する
 手塚治虫の<3つ目がとおる>作品は、3番目の眼に×印の万素膏を貼って登場するが、
万素膏を剥がすと「3つ眼」になり驚きの能力を発揮します。これは、私が創始したミツワ思
考法と同じです。この考え方は、3つの本質と属性を連関する事象・事柄の仕組で、汎用
性が高く普遍的な真理が16の原理96項目に秘められてます。ミツワ方式は使いこなすほ
どに、貴方がめざすべき概念を見つけられます。

3. 意識を集中し持続させる
 概念を現実にするには、夢をあこがれる力、概念をつくる智力、目標を実践する執着力が
必要です。ですが、3つの力は、個人ですべて満たすのが難しいので、プロジェクトでの取
り組みがお奨めです。しかし、個人で取り組むには、一日に最低一個「断片情報」をメモす
ることでプロジェクト並みの効果が期待できます。また、メモを習慣にすると、集中力が高ま
り潜在意識に刻印され、充実した自分史が記憶され、その記憶を組み合わせると未来の
構想力も緻密になります。貴方は確実に豊かな人生を謳歌できます。
               (社)中小企業診断協会 長野県支部理事・ミツワ思考法創始者