ファンクラブ

TRM活用事例-0115(2010-05-21)

活用事例名[徹底した差別化と技術獲得]
          
  
ミツワ・ファンクラブ事務局
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長野県諏訪市四賀3−7
  


Mitsuwa−FRI
Tel: 0266-58-5488
Fax: 0266-58-5488
TRM       
CHESS戦略 デジタルは システムフォーカス 開発化 
 ブラックBOX 真似できぬ ブラックBOX ひとつ持つ 
コスト・品質管理 低コスト 規模拡大 グローバル 
デジタル機器 同質化 コモデイテイ化 スピード化 
インテグラ化 システムの 肝心かなめ 完全化
モジュール システムの どこにスポット 開発化
上手な切り分け 水平の どこを切り分け 分業化
                                                                                                                       
M-FRI 中小企業診断士 三ツ井 磐

この事例は「 □情報取得 ■再生思考 □生産思考   」です
解説・コメント
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[製品戦略マネジメントの構築]  伊藤 宗彦著<発刊 有斐閣> より情報取得しました。
 伊藤 宗彦氏は モジュール化された製品構造を持つ市場で参入障壁を高く築き、利益を獲得
するには、以下3つの対策が必要になる。と提言されている。
(1) 価値段階での徹底した差別化と技術獲得
(2) 他社よりも早い最高仕様製品の市場化
(3) 主要モジュールの内作化、あるいは複数供給者の確保
この対策を要する開発はシステム焦点化製品開発と呼称して、略して「CHESS戦略」*cf1。
*cf1とは創造的結合(C:Creative conbination)、水平分業化(H:Horizontal solution)、外部性
と標準化(E:Externalities and standard)、規模と技術の抱き合わせ(S:Scate and bundling)
● デジタル産業技術の特徴
 短い製品ライフサイクル、グローバル化市場という特徴があり、即座に競争力を維持できない
● 日本がリードしている産業の特徴
 カーナビにおけるGPS、ジャイロなどの要素技術、デジタルカメラのCCD、DVDによる光素子、
ゲーム機におけるゲームソフト、いずれもインタフエイスは標準化しているが中味はブラックBOX化。
● デジタル機器産業が世界市場でさらに競争力を発揮するには、特徴ある要素技術を核とした
上手な切り分けをして、要素技術は内部がインテグラルでブラックボックス化されて真似できない
ことが重要である。
                                           文責 三ツ井 磐