活用事例名[退化・進化する生理・感性・能力]
          
  
ミツワ・ファンクラブ事務局
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      ○ TRM     
        
      
      
        
          
            
            
              
                
                  | 0 | 
                  変質する人間 | 
                  環境が 強み弱みを 変質す  | 
                 
                
                  | 1 | 
                  踊る | 
                  大国だ ブラジル・インド 音楽で | 
                 
                
                  | 2 | 
                  嗅ぐ | 
                  嗅ぐ力 人の数万が 麻薬犬 | 
                 
                
                  | 3 | 
                  筆執 | 
                  論理的 伝えるちから 筆を執る | 
                 
                
                  | 4 | 
                  陶酔 | 
                  好き嫌い 扁桃核 ドーパミン  | 
                 
                
                  | 5 | 
                  味わう | 
                  味覚こそ 一番多様 発達感 | 
                 
                
                  | 6 | 
                  体感 | 
                  情感 実感まとめ 体感能  | 
                 
              
             
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                                                                                          | 
    
    
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この事例は「 □情報取得 □再生思考 ■生産思考   」です
○ 解説・コメント
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○ おなまえ 
 人間文化は環境とともに変節する。いま、本能・感性・能力レベルで、退化・進化している点を考
察する。 
 ミツワ思考法によるS5は、智恵の力(3軸交差の理論)を適用した。
● 酒井法子の麻薬事件が物語る、本能(生理)の盛衰。
 普段の生活では、意識でコントロールできない本能反射領域が満たされることが少なくなっていな
いか。とりわけいい気持ちになれる感情は刺激することが少なくなっている。その間隙に忍び寄るの
が麻薬である。高相女史は麻薬の力を借りて音楽と踊りに興じてる姿が放映された。しかし、麻薬を
使わず熱中することで陶酔できる文化が世界にはある。それは、はからずも経済新興国の中で、音
楽や踊りの二大国であるインドとブラジルである。両国は伝統的な固有のリズムと踊りのスタイルが
あり、陶酔の意識へ誘うのが酷似している。
 私たちの日常生活は、いい気持ちへ誘われる機会が少なくなっている。しかし、生活は工夫するこ
とで失われつつある本能の領域に磨きをかける仕組みが必要である。工夫にはいろいろあるが、静
と動の陶酔には、座禅・崇敬生活・ミュージカル・ランニングなど・・・・・・・すこやかな精神生活を送る
ために、こん後隆起させたい分野である。
● ミッシュランガイド京都・大阪版発行の意味する、感覚の盛衰。
 人間の知覚の内、退化してるのは嗅覚である。人間の数万倍といわれる嗅覚の犬は、獲物を攻撃
し独占しようとする本能を利用して麻薬探知犬が訓練される。それにひきかえ、嗅ぐことの必然場面が
少ない人間社会では、他の知覚とりわけ視覚・聴覚が強いこともあって衰退の兆候にある。
 一方、進化している知覚は味覚である。三ツ星で格付けを顕す、ホテル・レストランガイドは、京都・
大阪版を発行した。☆が輝く基準はあくまで皿の上に盛られたものが評価対象だそうである。いずれ
にしても都内版に次いで、日本で二地域の発行は、味覚の多様性が増し、進化している証である。
● 行政マンに求められる「文書実務」を意味する、能力の盛衰。
  万民にコミュニケーションを基本業務としている官僚は、書く能力について特に突出した能力が必
要である。書面の表現は、わかりやすく誰にも理解できる理論構成力が必要である。文面は繊細の
注意をもって言葉を選び作成される。従って、書面は社会の知的な標準として形式知で評価される。
 このことは、一方で暗黙知である知覚を総動員してもまだ足りない体感することの重要性は薄らぎ、
形式知が強まる傾向にある。これは、左脳を強め右脳の機能を弱めることを意味する。
 変質する人間は何を求めてさまようのか、次の一手はどう打つべきか熟考したい。