活用事例名[アイデアのヒント]
ミツワ・ファンクラブ事務局
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○ TRM
0 |
アイデアのヒント |
時空間 根元的な 尺度なり |
1 |
自然:人為 |
人為やめ 自然のままを 活かす道 |
2 |
並行:逆行 |
順番 タイミング操作 新機軸 |
3 |
統合:分割 |
空間を 大小操作 試しみる |
4 |
変質:変量 |
質量は 限界点で 飛躍せり |
5 |
代替:転用 |
代わり種 ないかあるいは 廃止せり |
6 |
進化:回帰 |
変化する 環境適否 態度決め |
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中小企業診断士 座光寺 泰
M-FRI 中小企業診断士 三ツ井 磐
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この事例は「 □情報取得 □再生思考 ■生産思考 」です
近年は知的水準の高い企業が黒字体質であると言われている。黒字企業は一般的に企業
行動の随所に創意工夫が凝らされている。創意工夫は当たり前、常識化されている行動をじ
っくり考え直すことから始まる。しかし、考え直すには、その事柄を分析することでなく別の要
素を結びつけることが大切である。結合は根元的で異質な尺度を強制的に照らして考える必
要がある。
そこで、ミツワ思考法は常識を打破し柔軟な思考を行うためにアイデアを生みだすヒントを作
成した。3つの尺度は(1)未来に合わせる[<6><1><2>]。(2)形量を変える[<2><3><4>]。
(3)容質を変える[<4><5><6>]である。
この内、従前のヒントとの違いは、「未来に合わせる」の類型にある。未来に合わせるは、主
に時空に関する根元的な尺度を用いていることで、ひとつは時間に関することで、もうひとつは
自然の力(エネルギー)を活用することである。大局的には、時間も自然も恣意的な人工的要
素から離れるもしくは遮断することで道が開けることを尺度にしてる。
時間は2つの矢の内のひとつ「絶対的な時間」に委ねきる(参照:ミツワ思考では[SA]スタ
イルに表現している)選択である。委ねきるとは、時の刻むままに放置してみたら〜人工的な
力を加えることを極力押さえたら〜恣意的に止めてみたらである。具体的には天敵による害獣
駆除や世界自然遺産、皮膚細胞等再生医療技術などの例がある。
自然の力は自然エネルギー(参照:ミツワ思考では[S1][S8]スタイルに表現している)の積
極的活用である。具体的には、太陽光、風力、生育力、土壌、引力、地下熱、水力、温水、火力、
清浄力など枚挙に限りない。今日的課題はこれらエネルギーの環境資源としての活用は進んで
いるが、人工的なものに部分的活用という自然の力をきめこまかに浸透させる段階の対応に焦
点がある。
以下、ミツワのアイデアをヒントに、各人が独自な思考尺度へと発展させて欲しい。
<1>自然 :人為 自然の力を活用したら? /人工的要素を省いたら?
時間 :遺産 時のなすがままに? /時を止めそのままにしたら?
<2>並行 :逆行 同時に行ったら? /順番を逆に行ったら?
並列 :直列 これを同時にしたら? /これを順次にしたら?
<3>統合 :分割 一つに統べあわせたら? /分けて別々にしたら?
大きく:小さく 大きくしたら? /小さくしたら?
<4>変質 :変量 質を変えたら? /量をかえたら?
融合 :分離 溶して一つにしたら? /溶して分けてみたら?
<5>代替 :転用 代わりの物にしたら? /他に流用(廃止)したら?
複雑 :簡単 多機能にしたら? /単機能にしたら?
<6>進化 :回帰 徐々に異質にしたら? /基本に戻してみたら?
適応 :回避 リスクに適応させたら? /リスクを回避させるには?
仕事の改善はアイデア(発想)を創出し、実行(試行)することが大切です。実行しないことには
先には進めません。実行して失敗したら次のアイデアを試行することが大切です。つまり、アイデ
アはビジネスサイクル(PDCA)を回して改善が進んでいくものです。
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