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ＴＲＭ活用事例-0084(2009-01-31)

　　　　　　　　　　

　　

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この事例は「　□情報取得　□再生思考　■生産思考 　　」です

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　オバマ大統領の国務大臣ヒラリー・クリントンが公聴会で述べた「スマートパワー」の意味。この意味は「深遠な道理を悟りうるすぐれた才智」である。このパワーには、よく使われているハードとソフトという言葉がある。これらパワーにはそれぞれ固有の意味を持つ。これをミツワ（ＴＲＭ）で生産的思考を試みたところ、私が慣用的に使用していた意味と明らかな違いが判明した。又、パワーの新概念にはこの３種以外にもパワーを発揮していると見るが妥当とすべき存在のあることが判った。
　それには、三世界論「Ｓ０」をモデルに「Ｓ５」で、その連関と象徴表札を駆使して客観的な解明を試みた。

　その結果を、[パワフルカラー]として表現した。パワフルパワーとは、３つの軸に秘められた本質的パワーがそれぞれ最高の力を発揮したときである。

（１）　時空軸＝自然の力＜Ｓ１＞〜素の力＜Ｓ４＞
　このパワーは宇宙創生から現在までかわらぬパワーを出力している。このパワーの特性は
発展するパワーはあるが衰退するパワーはない。闇から光の時空を生み出している。時空軸
が違えば異なる時空軸にお目にかかるかも知れない。

（２）　生物軸＝人間の力＜Ｓ３＞〜光の力＜Ｓ６＞
　人間とその他の生物を両極端とする軸。この軸は理想的な共存共生が発揮する生き様が最
高の力を発揮する。共存共栄軸はこの本質的な連携のあり方がパワーのバロメーターとなる。
この軸では、マイナスパワーに転落することもある。その最たる現象は戦争である。この結
果、共存共栄を正しくコントロールする社会のあり方を人類は究明し構築が必要である。現
社会は幻想と誤解が横行し、正規のパワーが発揮されていないのが現実である。その是正は
コミュニケーションの本質的な改革が必要である。

（３）　意識軸＝智恵の力＜Ｓ５＞〜人工の力＜Ｓ２＞
　意識の軸は無意識を顕在化させるとパワーとなり物質的基盤が創造される。物質的基盤は
造形物だけでなく芸術・音楽などの作品等も範疇に入れる。潜在力はパワーを習慣化するこ
とでより高次の顕在力を発揮する。この軸はマイナスパワーが存在する。道理にかなわぬ力
の発揮は物質的基盤を破壊する挙行となる。また、顕在化した物質的基盤はそのものの存在
が世のため人のためのパワーとなる。

パワフルパワーは人間が時空に闇から生まれ消滅するが、意識と社会の力はあくなき生成発
展を遂げる仕組を有している。