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TRM活用事例-0077(2008-10-20)

活用事例名[子鴨のお礼]

TRM       
子鴨のお礼 鴨と人 こころ通じる 鴨の礼
堰越え鴨 目の前で 鴨が隊列 跳んで見せ
子鴨救済 二人して 子鴨捕らえて 田に帰す
堰落ち鴨 堰深し 堰止めありて 上げず鴨
必死の戦 愛きづな 必死に戦う 親子鴨
親鴨偽装 親が飛び 怪我を装い 気を逸らす
亀の頸触れ 試したり 飼い亀頸を 触らせる
解説・コメント

 ジョセフューヌは私が飼っている亀の名前である。この亀は頭を私が触っても甲羅に頸を引っ込め
ない。勿論触り方には工夫がいる。

 ある朝、散歩の道すがら3羽の子鴨が深さ90cmもあろうか堰を泳いでいた。この堰はごみ取り用
に落とし柵があり、柵の隙間を抜けなければ地上に上がれない仕組みである。救いあげようとしたが
子鴨もパニックに陥り逃げ回る。その内、体つきの小さい2匹は柵の隙間を通り抜け命びろい態。
 
 一匹はどうしても救い出さねばと思いにかられて、応援を得て子鴨を挟み撃ちにして迫る。逃げ回
る子鴨も必死だが、親がもが我われの目の前を飛び路上で怪我をした仕草で必死の作戦を展開。
究極には子鴨を捕まえて田んぼに逃がしてあげた。事の顛末である。

 ところが翌朝に驚きの光景を見る。はまった堰の反対に小川があるが、おびただしい数の鴨が2列
縦隊で私を出迎えてくれた。そして、その内の一匹が向こう岸からこちらへぴょんと跳んでみせたの
である。 え!子鴨がお礼した。
 
 しかし、冷静に振り返れば、鴨もパニックだが私もパニックだった。 落とし柵をあげればよかったの
である。 鴨がなんと思ったか私はわからないが稀有な体験であった。
 

                                                                                               
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