○ TRM
0 |
原価 |
利は元にあり
|
1 |
資産
|
小さく生んで大きく育てる |
2 |
売上
|
惜しき物を売れ |
3 |
資本 |
資本は健全に借金の限界を知る |
4 |
利益 |
利益は社長の通信簿 |
5 |
費用 |
短期はどんぶり勘、長期はひとが財産
|
6 |
償却 |
再投資の費用を蓄える |
|
|
|
○ 解説・コメント
企業の財務はミツワで表現すると上表の構造になります。この財務諸表の構造表は端的に企業の「業態」を表現したものになります。
ちなみに上表は、そば・うどん店の売上を100%とした指数で表現しています。この内、業態を端的に表現しているのは<0>の原価率に求めることが出来ます。
例えば製造業の平均健全企業は 42%
卸売業の平均健全企業は 84%
小売業の平均健全企業は 68%となります。
それぞれの象徴表札は肝心要の要素が含まれており、
<1>の資産には、キャッシュフローの安全性が重要であり、かつ資産は働かなくても稼げる要素が多く含まれることが重要。
<2>売上は電子商取引に端的に表現されているが価値が際立たないものは売れない道理があります。
<3>資本は自己資本の留保と同時に他人資本を含め投資効率の良さが決め手です。
<4>利益は社長の通信簿そのものです。
<5>費用は労働分配率の過大、賃料、借入金コストの過大が問題であり、とりわけ人材投資効率は慎重に吟味の必要性があります。
<6>償却は再投資資金の捻出方法であり、計画的な償却が重要です。
|
○ おなまえ
|
○ メールアドレス
|